ミニョンちゃんは10歳を過ぎ、これまで大きな病気など一つもなく
『親孝行とはこのことだ!』
まっしぐらな大切な可愛い家族です。

ミニョンは私がゴールデンレトリーバーの繁殖をしたくて入手した最初の子です。
GRCJの活動や会報、海外の文献などを参考に勉強をし
訓練やショーにも参加して繁殖の時期を待っていました。

2歳になりOFAへレントゲンフィルムを送ったら、MODERATOの結果が送られてきました。

あの時、私はすごくすごくショックを受けたことを今でも忘れずにいます。
そして何日間か悩み、考え、繁殖をあきらめ避妊手術を受けさせました。

今でこそ、MODERATOのゴールデンを繁殖に使おうなんて
少しでも思うことはありませんが、
当時は大丈夫じゃない?って言ってくれる方もいたし
OFAにレントゲンフィルムを検査してもらうことなく繁殖していた方たちのほうが
多かった時代でした。

その天使と悪魔のささやきの中で、自分で選んだ断腸の思いは
今でも正しかったのだと強く思うのです。
ミニョンは健康そのもの!ですが、やっぱり股関節は彼女のweak pointなのです。

少し寒くなってきたからなのか、ミニョンちゃんの後ろ足が急に悪くなりました。
それまでもたまに引きずることがあったのですが
立ち上がれなくなり、立ち上がっても後ろ足を交差するようにヨロヨロと歩くのです。

病院でレントゲンを撮ってもらったら、
2歳の時、OFAで診断された右股関節の形成不全が
さらに悪化していて、新しい骨やもともとの骨の形状が変わっているなどの
所見がありました。
反対の左も右ほどではありませんが、かなり悪い症状です。

痛みさえ取ってあげられれば、積極的な治療はしないつもりです。
もう10歳ですから、大掛かりな手術などの治療と
彼女の精神的肉体的負担へのバランスがとても難しいと考えるからです。

我が家の急な階段も悪化させた原因の一つなのかもしれません。
東京に住んでいた時は1階ばかりだったので・・・。


ブリーディングはとても責任の重い仕事だと常に感じています。
OFA評価が良い両親を使っても、股関節や肘関節、膝関節の悪い子が
産まれてくる可能性はあります。
先天的疾患のない両親を使っても、同様です。

だからと言って、疾患のあったラインをつぶさに使わないようにしたら
ゴールデンレトリーバーという犬種は存在できなくなるでしょう。

現状はブリーディングに使おうとする個体だけでも
調べられることは調べ、問題ない状態を確かめることが大切なのでは?と思います。

また余談ですが、
疾患の有無を調べ問題なかったからと言って
その全てのゴールデンがブリーディングに適していると思うのは
どうなんだろうか?と。
ブリーディングに使う以上、性格や構成なども重要なのでは?
と、生意気ですね?(笑)
でも『当然』のことだと私は思うのです。


私はこれらの事をミニョンを通じて、教えられてきたのです。
とっても大切なことを、彼女と暮らし教えてもらいました。

10歳になっても誰よりも可愛い笑顔のミニョンは
誰からも愛され
誰にでも優しく親切で
私の自慢のゴールデンレトリーバーなのです。

彼女のこれからの時間が痛みなどで費やされるのではなく
穏やかであるように願いお世話をしようと思うのです。

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