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2011.12.19 FCI Tokyo
今年最後のインターナショナルドッグショーが東京ビッグサイトで催されました。

我が家からはシスル、Harmony、Maestroをエントリー。
Maestroはコート等の状態が良くなかったのでキャンセル。

結果は、ジュニアクラスのHarmonyが3席。
シスルは頑張ったで賞!!(*^_^*)

この女の子2頭と走った今年最後のドッグショーで一番感じたこと…。
それは
「この子達はたくましいな…。頼りがいがある子たちだな~」
ということ。
今回はこの子達に私がとても助けられました。
と、言うのも…。
少し愚痴っぽいことが長く続きますがご容赦ください。

9:55からゴールデンの審査が始まりました。
私はパピークラスとオスのジュニアクラスを見て
進行スピード等を確認し、
「今日は早い感じで進んでいるから、もうHarmonyを連れて来よう!」
と、自分のパドックに戻りました。

シスルはテーブルの上に、Harmonyはサークルにいて準備をしていました。

パドックに戻った時は何も異常がありませんでした。

『さぁ行こうか!』
と、リードを手に取りHarmonyのチョーカーにかけようとした瞬間
Harmonyの頭に真っ赤な口紅がべったりついています。
きれいなキスマーク…。

えっ?何??これ何なの?

と、思いながらある女性の姿が目に入りました。
その方はニコニコしながら私に声をかけてきたのですが
何をおっしゃったのかわからないほど、私はパニックになっていました。
ですが、その方の口紅の色と
Harmonyの頭についているキスマークの色が一緒なことには気が付きました。

そういえば、
その方が、Harmonyの入っているサークルに近づき
「こんにちは」
と、言っていたことにも気が付きました。

その時に、「近づかないでください!」と言えばよかったのかもですが
触ろうとしているならまだしも
「こんにちは」と言っているだけの方に「近づくな!」とは
言えるものではないし雰囲気でもありませんでした。

そんなことよりも、
その口紅をどうするか!です。

でも、すでにパニックな精神状態の私には
「きゃーーーー!どうしよーー!!どうしたらいいのーーー」
と、叫ぶしかできませんでした。

私は嬉しくても悲しくても悔しくても怒っても、
すぐに涙がでてくるのですが
あぁ、パニック状態の時も涙がでるんだー
って、感じでボロボロ涙が出てきゃーきゃー言ってました。

その時に
同じパドックにいた友人が
「Hさん、まずは落ち着いて!落ち着きましょう…」
と私をなだめてくれたのです。
私は
「でも、もう、行かなくっちゃなのに。間に合わなくなる」
「もう間に合わないよ」
などと言っていた気がします。
ですが
「大丈夫、落ち着いて!間に合います!!さぁ、口紅を落としましょう」
と、懸命に声をかけてくださいました。

口紅ってなかなか落ちないんですよ。
まして、
それはショー用に仕上げてあるものが台無しになるということなのです。
ドライヤー等で仕上げる時間など全くないのです。
でも落とさなくっちゃ…なのです。

必死に落とす作業をして、目立たない程度になったところで
あわててリングに向かいました。

今年最後の大きなドッグショーというだけあって、通路は大混雑です。
なかなか前に進めず、でも必死に走っていると
前からBOBのリボンとキャッシブカードを持った
ゴールデンのハンドラーさんが…。そしてすれ違いました。

え?

それは、オスのチャンピオンクラスが終わったということ…。
それは、メスのジュニアclassが始まっているということを意味します。

やっぱり間に合わなかった…。
と、思いましたがリングまで行ってスチュワードに声をかけたら
入場してよいとおっしゃって下さったので
もう、何がなんだかわからない状態でHarmonyとリングインしました。

私の眼には涙がいっぱいで、鼻水は出るし情けないったら…。

でも、そんな私を励ますかのようにHarmonyはしっかり走って
ポーズを決めて、やることはきちんとやってくれたのです。
6頭のエントリーがあったジュニアクラスのなかで3席に選ばれました。

友人に持ってきてもらっていたCHクラスのシスルを受け取り
CHクラスを待っていました。

きっとパニック状態で出て、どうにかできたという気持ちで
ぼーっとしていたのかもしれません。

今度はリングの入場口にいるのに、CHクラスが始まっていることに
気が付かず、バカみたいに待機し続ける私…。

プロハンドラーさんのアシスタントの方やそのオーナーさんたちに
「Hさん、始まってるよ!入らないとーー」
と言っていただき、またしてもあわてて入るも
ゼッケンがHarmonyのまま…。変えようとするも、すっかり焦っている私は
ゼッケンも変えられず、スチュワードの方に替えてもらう始末。

さらに、全員でラウンドしている最中に、手からリードが外れ
シスルはルンルンで一人走り、前の犬を追い抜こうと…。
「シスルっーー!」
と、叫んだらぴたっと止まったのでリードを拾うことができました。

もう、奈落の底まで落ち込みました・・・。

シスルはほかの犬を襲ったり、また脱走したりはしませんが
そういう問題ではないですし
リードを離すなんてことはあってはならないことなのです。

前のハンドラーさんに平に謝り、
自分の気持ちも立て直そうとするのですが、
時すでに遅し…って感じでした(大泣)

でもやっぱりシスルも、
やることはちゃんとやって、いい感じに走ってくれたのです。

審査終了後、たくさんの方からシスルは褒められました。

そして私がどんなになっていても、この子達はしっかり
自分のやることをやってくれたな~って頼もしく思えたのです。

そして、
私はたくさんの方たちに助けられたなーと思いました。

プロハンドラーさんからも
「そういう恥ずかしいこと、失敗したことを経て
 乗り越えてこそ…なんだから、私なんてこんなことがあって~」
と、その方らしい励ましと慰めを頂戴しました。

応援に来てくれていた『奈美』は
「おかあさん、泣かないでー」
と、言ってるかのように私の顔をいっぱい舐めてくれました(笑)


口紅を付けたその方は、きっと悪気があったわけではないでしょう。
もしかしたら、Harmonyの方から近づいたのかもしれません。
ニコニコして「こんにちは」なんて言われたら
普通のゴールデンは喜んで近づきますから…。

私も、触れないように見られないように
もっと工夫すればよかったのでしょう。

それよりも、私自身、そんなことくらいでパニックになって、
慌てて焦って何もかもがぐずぐずになってしまうようでは失格です。


だけど…それでもあえて言いたいのです。

ドッグショーへ出すために
日々、体調管理やコートの管理をし
前日にシャンプーをしてトリミングをします。
ショー当日は深夜に家を出て早朝からショーの準備をするのです。
犬たちは私たちの期待に応えようとトリミングテーブルの上で
おとなしくグルーミングされ、
私たちの期待に応えようと、ショーイングに付き合ってくれるのです。

そのショーイングはたった数分の出来事ですが、
その数分のために、どれだけの時間と手間がかけられているか…。

ショー会場に見学や応援にお越しになる方たちは
出陳犬や出陳者等のことを考えてほしいなと願います。

パドックには立ち入らないで欲しいし
ショーリングへ向かう犬とハンドラーに少し気遣いを下さると
とても助かります。

今年最後のドッグショーは苦い経験になりました。
その反面、
シスルとHarmonyの成長を感じる良い機会でもありました。
さらに、
たくさんの方たちに助けていただき、感謝する一日でした。

お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。
この経験を活かせるように、また、努力を重ねる所存です…。
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