fc2ブログ
時間をさかのぼることができれば
「あの時、あそこで、あーしていれば・・・」
ってこと、ありますよね?
それを『後悔』って言うんですっけ?

この後の写真は、ちょっと気持ち悪くなる人がいるかも知れないので
「私は大丈夫!」
と、思う方だけ読み進んでください。
多分、大丈夫だと思いますが・・・。
昨日、プライベートビーチでボール投げをしていたら
5頭(みにょん、つなみ、しする、ぶらぼー、めーぷる)で
ボールの取り合いになり、ダンゴ状態の中
意気揚々とボールをくわえて戻ってきたのはシスル。

だけど、ものすごい血だらけ。

今までも、ボール投げをしていて口の中を切ったりすることはよくあったけど
その時とは明らかに違う出血の量。

そしてメープルも血だらけ。

ボール投げはそこで終了にし、状況の把握をする。

口の中を切った?
それとも外側のどこかを怪我してる?

いろいろ調べたけど、わからず。

もう一度シスルの口の中を見てみたら、なんと!!!!

上顎に白いものが刺さって見えた。

「コレって、もしかして、歯っ?!」

てっきりやはり血だらけになっているメープルの歯が折れて
シスルの上顎に刺さっていると思った。

メープルの口の中を調べてみると、全部ある。

じゃぁ、なに?

シスルの口を何度も確かめる。

「えっ?!ない!前歯が一本ない!!」

前歯が折れて、上顎に刺さっている!!!!と思った。

犬達を全員、車に乗せとりあえず帰宅。
砂だらけだけど、そのままシスル以外を家の中に入れた。

メープルを再度見たら、唇を深く切った様子。
だけど出血は自宅に着いたときには止まっていたので
そのまま様子を見ることにする。

おうちにはお水の用意だけして、シスルと一緒に病院に車を走らせた。

車を運転しながら、
「アレは歯が折れて刺さっているのではなくて
 歯が押されて上顎に刺さった状態になっているのではないか?」
と、思いついた。

往復3時間の病院に着き、院長先生に診ていただく。

私は、ドッグショーのことも考えできれば元通りにならないものか…と
訴えたが、かなりそれは難しそう。
先生はできるだけやってみるとおっしゃってくださったが
結果はだめだった(涙)

私の後からの考え通り、
歯は何かの衝撃で奥に押され、上顎に根っこが刺さった状態だった。
要は根っこから折れた、という事。

上顎に歯が刺さっていた状態は結構グロテスクで怖かった。
後でそれも写真に撮っておけばよかったと思ったけど
その時は思いつかないし、実際そんな状況を撮ってしまう自分だったら
ちょっと許せないかも(苦笑)

シスルはレントゲンを撮り、血液検査をし、麻酔をかけ歯の処置をした。
麻酔から覚めたところで、一緒に帰ってきた。
夜ご飯は麻酔の関係で抜き。
「えぇ~~!食べたいぃ!!」
というシスルをなだめ、砂だらけの6頭の後片付けをする。
部屋の掃除をして、気がつけば深夜の12時をすぎていた。
(ちなみに、彼は『飲み』という『仕事!』から帰ってきて
 手伝うわけでもなく「し~ちゃんわかいそ~」と言って寝た!)

落ち着いたシスルを見ると、ちょっと顔が腫れていた。
そして身体はポッポするほど熱く、熱があるようだった。

今朝になったら、顔の腫れもなく熱も下がっていた。
食欲は旺盛で、朝ごはんが食べられて嬉しそう。

前歯がなくなり、心配したのはドッグショーのこと。
でも事故や怪我での欠歯は、通常問題とされない。
それに
「前歯の欠歯はあり得ない(生まれつきのもの)から
 一本がなくてもジャッジは事故や怪我でなくなったとわかるはず」
と、教えてもらって少しホッとした。

相当痛かったと思われるのだけど、シスルは泣き声一つあげなかったし
遊んでいて興奮していたせいもあるだろうけど
流血しながらも嬉しそうにボールをくわえて走って戻ってきてたし
精神的ダメージはなさそうでコレも一安心。

治療も麻酔をかけてもらったおかげで、処置は痛くなく
(通常麻酔をかけると思うけど、
 近所の病院だったらそのまま処置すると思われる)
何が起こったのはシスル自体はあまりよくわかっていない。

ボール投げをして遊んでいた時、
「もうこれで終わり!!」
と、一回考えボールも仕舞ってクールダウンしていたのに
ツナミとシスルに
「もう一度ボール投げ!!ボール投げしたい!!」
と、せっつかれ、再開してしまったことが悔やまれる。

あの時、アレでやめていれば、シスルの歯は失わずに済んだのに…。

26sep2.jpg

26sep1.jpg
先っちょがちょっと欠けていた。
26sep.jpg

メープルの唇の傷は、シスルの歯に当ってできたものだと思われ。
そのメープルの状態は、今朝も問題はない。

そして … 下世話な話ですが … 昨夜の治療費33,000円 … 。
毎月、犬達の治療費で出費がかさみます(涙)

大殺界の私なので、その影響を犬達が受けているような気がしてなりません。
その事を友人に話すと、
「ペットってそういうものだし・・・」
と。

私の毒を犬達が浄化してくれているのだとしたら、
なんてけなげで尊い存在なんでしょうね?!

この田舎では犬をこんな風に可愛がることを「キチガイだ」位に
思われてしまうのですが、
私はそれでもこの子達を可愛がり、一緒に時間を過ごして行きたいと
改めて思うのです。

別に、身代わりになってほしいからじゃないですよ(笑)
そんなことって、こんな風に暮らしている人たちは誰も思ってないと
思うのですが、念のために言っておきます(笑)

多分、、、。
無償の愛を注ぐと、無償の愛がかえってくる。
動物と人間との間でも、きっとそーゆーことなんだと・・・。

シスルのこともメープルのことも、
命までなくなったわけじゃない・・・。
そう思って、不幸中の幸いだって…
出費はちょっとなんだけど…(笑)
良い方向に考えよう。
Secret

TrackBackURL
→http://23dec.blog94.fc2.com/tb.php/73-8fca710c